読了 『カタストロフ・マニア』

この年末年始は読書三昧であった.ここ数年間の読書ジャンルは,新技術やノウハウ,ビジネス書であった. この年末年始は,意識的に文学作品を読むようにした.下記の書籍は面白かった. 先月にあった長時間の通信障害を彷彿させるような描写もあった.

島田雅彦 『カタストロフ・マニア』 | 新潮社

工業社会グセ

下記の本をうなずきながら読んだ.

筑摩書房 ムダな仕事が多い職場 / 太田 肇 著

第3章は「効率化を阻むの」である.この章は3節からなっている.

  • 3.1 厄介な「工業社会グセ」    「日本の仕事は半分以上ロボット化できる」/工業社会の「常識」が非常識に小さなムダの排除が大きなムダを生むパラダイムの呪縛

  • 3.2 エクスキューズ症候群目立つ役所の過剰反応    「オオカミ少年」の罪/完璧主義は悪意に弱い/責任逃れのコンプライアンス

  • 3.3 非効率を自己目的化する人たち    効率化を妨げる大義名分/サロン化する会議/非効率は伝染する/内部昇進の経営者は効率化に消極的

今はたしか「ポスト工業社会」であり,情報化社会を経て「情報社会」となっているはずである. 「情報社会」なのに「工業社会グセ」で仕事をするから,生産性が向上しないのだと思う. いまだに眉間にしわを寄せて頑張ることを強要する人がいる.「頑張れ」が「時間をかければ」と同じ意味で使われることも多い. 頑張らなくてもいいように,うまくいくことがいっぱいあるのだが.

ワールドシリーズの楽しみ方@オフィス

 2018年シーズンのワールドシリーズ,Fall Classic が始まった.東海岸のBoston Redsoxと西海岸のLos Angeles Dodgersという名門チーム同士のシリーズである.この組み合わせは102年ぶりということもあり,いつもより注目を浴びているようである.両チームのホームも歴史が詰まっている.ボストンのFenway Parkは1912年,Dodger Stadiumは1962年,にオープンしている.前者が全米最古で,後者は3番目の古さである.ちなみに2番はシカゴのWrigley Fieldである.

ワールドシリーズ、勝敗の鍵握る3つの注目点 (写真=AP) :日本経済新聞

 

  さて,私は最近は日本シリーズは観ないが,ワールドシリーズは観る.ただし仕事があるので次の組み合わせである.オフィスではBSどころか地デジも観ることができない(受信料を払えないから仕方がない,笑).そこで今の時代だからできることで楽しんでいる.いわば二元中継である.具体的には以下の1で状況をたまに確かめながら,2のインターネットラジオを聴くのである.一つのメディアに絞ってでもよいが,英語力をキープする意味でも,ラジオが私にとっては良いのである.

  1. MLB.com | The Official Site of Major League Baseball
  2. MLB - Major League Baseball Teams, Scores, Stats, News, Standings, Rumors - ESPN

ところで 日本シリーズを観なくなってきたのはなぜなんだろう.組み合わせだけの問題ではないような気がする.野球場に行くと応援を強要される感じがストレスになったこともある.ドーム球場からの中継にもなんだか,違和感がある.なぜなのか考えていこうと思う.

 私は,1980年代から本格的にMLBに関心を持ち始めた.Los Angeles Dodgersが,このシリーズに勝てば,30年ぶりの制覇である.30年前といえばカークギブソンのホームランである.満身創痍のギブソンが足を引きずりながらダイヤ門を一周する姿は今も印象に残っている.

WS1988 Gm1: Scully's call of Gibson memorable at-bat - YouTube

 2018年のワールドシリーズも素晴らしいシリーズになってもらいたい.

IoTの翻訳について 【ものづくり】とIoTと

Innovationは技術革新と訳されました.技術革新と訳さずに革新と翻訳していれば,もう少し違った日本になったような気がします.とりわけソフトウェア産業が伸びたように思えてなりません.さて,IoTとはInternet of Thingsにおいても,Innovationとおなじような予感がしています.IoTは,「もののインターネット」と翻訳されています.Thingsをものと翻訳したっちゃのです.

ものと書いてあると,この日本,とりわけ製造業が多いエリアでは【ものづくり】というワードは狭義になり,製造業だけのキーワードになっていきます.

ですが,桑田佳祐は「音楽,雑誌編集」で,福山雅治は「音楽,ドラマ」で,木村拓哉は「ドラマ,映画」で,L'Arc〜en〜Ciel (ラルク アン シエル)のhyde (ハイド)は「音楽」で【ものづくり】というワードを使います.つまり,新しいものを創造することを,広義に【ものづくり】と使っています.

さらにThingsとは単数でなく複数の物/ものです.そしてまた旅行ガイドのこの街でするべき Things to do の Things でもあります.そいうえば映画アルマゲドンエアロスミスが歌っていた挿入歌“I Don't Want To Miss A Thing ”では,「私は(あなたのすること)何一つ見逃したくない」というメッセージが込められていました.そういえば源氏【物】語や伊勢【物】語という古典にも物という漢字があります.形ある物ではなく,新しい創造にたいしても物という漢字を使っています.

 IoTも,製造業だけを重視するエリアでは,前者(形ある物)だけ?後者(あらゆる創造物)も考えないとちょいと狭いような気がします.ThingやThingsをどう捉えるか,どう理解し適切な日本語にするか,これが日本の未来とも関係があるように思えてなりません.ThingやThingsをというワードを,広義に使えば,組織やエリアが分断/裁断されずに面白くなるのに.

この夏のマスコミが奏でるクリーンではないB.G.M.♪

2018夏,マスコミが飛びついた話題を整理すると,

こんなBGM,
 B:Boxing(ボクシング協会),Basketball(男子バスケットボール選手)の騒ぎ
 G:Gymnastics(体操協会)の騒ぎ
 M:省庁(The ministry)の雇用データ偽装という騒ぎ
ができました.狂想曲?ですね.

このBGM,古い?,時代錯誤というか,権力は腐敗する・・・.色々なところで膿/制度疲労がたまっていますね.

「日本を今一度洗濯し候」(坂本龍馬)というタイミングかもしれません.ですが洗濯では落ちない根深い汚れなのかもしれません.膿には近づかず,権力を信じず,サザンの新アルバム「海のOh, Yeah!」でも聴きながら海に行きましょう!ロックンロール!

新語というわけではありませんが オーブンキャンパス という解釈

私のワープロは,酷暑の時は,熱暴走し,半濁点゜と濁点”が入れ替わり,

 Open Campus(オープン・キャンパス)が

 Oven Canvas(オーブン・キャンバス)に

と変換されます.

 

新語というわけではありませんが オーブンキャンパス

この暑い中,多くの大学でオープンキャンパスが開かれている.お客さんの高校生への熱中症対策だけでも準備が大変であろう.またオープンキャンパスを支える大学生と教職員の熱中症対策も必要になるであろう.何年も前から「オープンキャンパス」でなくて「灼熱のオーブンキャンパス」と呼び方を変えた方がいいと思っていた.もう少し季候がいい頃の平時の大学をオープンにした方が実質的なのに・・・.「灼熱のオーブンキャンパス」頃の大学は,夏休み中だから,いかにもなイベントになる.

そろそろオーブンキャンパスの開催時期を変えるなどの見直しが必要な気がする.どこかの大学が時期を変えると,横並びで一気に変わるのだろう.先頭を切って変えればマスコミに掲載されるのに!

いずれにせよ誰もが暑さで体調を崩すことがないようにしてください.