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外山先生の本 その2

下記の本の後半を読む.

Amazon.co.jp: 知的生活習慣 (ちくま新書): 外山 滋比古: 本

以下に内容を自分なりに解釈し整理する.

  • ただ知識が多いというだけで喜ぶのは幼稚です.先人は以下のことを述べています.「何でも知っているバカがいる」(内田百間).「学術的基礎をもったバカほど始末の悪いものはない」(菊池寛).さて,学生さんでやたらGPAだけを気にする人がいます.一夜漬けのその場限りの知識があっただけなのに,何が嬉しいのかわかりません.一夜漬けでなく,しっかりと時間をかけて発酵,熟成といいますか吸収・消化して欲しいものです.一時的な知識量を競うのは大学入学試験までで終わりました.
  • 腑に落ちないこと,わからないこと,不思議なことにであったら,先ずは素朴に「なぜ」,「どうして」と自問しよう.これまでの知識で説明できないとしたら,すぐに辞書やネットで調べましょう.調べたら,それまでに持っている知識をリンクさせて体系化しましょう.読み解きましょう.例え話で説明できるようにしましょう.物理的意味を考えましょう.そうすれば色々な事が見えてきます.この自問自答の生活習慣が発想の基礎体力になります.高校までと卒業後の違いです.
  • 知的会話のできる仲間の会は面白い.会話は最大のツマミです.こんな会合をしています. http://honpaclub.blogspot.jp/ 異種交流のクラブ的雰囲気を大切にして進めています.談論風発(盛んに語り論ずること),知の饗宴です.
  • 生活の中で仕事をする.仕事の中で生活する.自分の生活を知的にする.
  • 日本語の散文確立にとって『理科系の作文技術』の果たした役割は大きい.文系の人達の「文章読本」は充分に散文的ではない.それをはっきりとさせたのが,物理学者が書いた『理科系の作文技術』である.ここで,散文とは主として簡明で理性ないし事実に即した内容をもつ文章である.