「r > g」は色々な場万で成立するかもしれません

「r > g」という不等式をめにします.これは「資本収益率>経済成長」を意味しています.トマ・ピケティ氏により示された経済格差を表す公式です.

さて,肉が好きだからといって,肉ばかりを食べているといずれは,身体的に見える形で,何か異常が出てくると思います.そのため家族や周囲の人は,最近体調が悪いのではないかと心配してくれる可能性もあります.また,本人の体自体が,野菜を欲する可能性もあります.さらに,年とともに食の好みも変わってきます.バランスが取れる可能性があります.

ところで,上記の食物を情報に置き換えて考えてみましょう.新聞であれば,最初に開くページとかジックリとみるページもありますが,ぱらぱらとみれば色々な分野の情報に触れる可能性があります.つまり好きな分野だけでなく嫌いな分野の情報に触れる可能性があります.テレビも工夫すればニュース,バラエティ,スポーツなどの様々な情報に触れられます.でもなかなか嫌いな番組は見ないものです(とはいえ年齢とともに大河や連続ドラマなどを見るようになってきました).

一方で,インターネットのブラウザーはどうでしょうか.私はかねてからブラウザーの「お気に入り」は危険な場合もあるのではないかと考えてきました.それはブラウザーを開いたときに「お気に入り」ばかりみると,情報のバランスが狂ってくるのではないかという危惧です.新聞のようなパラパラ感がないため,世の中には特定の情報しかないのではないかと錯覚するかもしれません.好きなことだけを見続けても,膨大な情報がネットには溢れているので,好きな情報は枯渇しません.可能性としては永遠に好きな情報だけを見ることも可能になります.

下記の岡田氏の書籍には最新のデータを利用して,インターネット・ゲーム依存症に触れています.依存症の人の脳は,悪い化学物質をとりすぎた状態になっているそうです.恐ろしいことです.政府はインターネット・ゲームのやり過ぎを規制しませんから,自分で規制しないといけません.というわけで,「r > g」を推奨します.ただし,rとgの意味は

 r = reading (newspaper and book)  ,g = doing internet game です.

何をするにしてもバランスが大切なんだと思います.自然の中を歩きましょう!

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