人間は賢くなれない.せいぜい他の人が賢くない時に自分はどうやって防衛するか,ということでしょう.

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この記事で肝に銘じて欲しいことは以下のとおりです.要するに目先のことだけを考えていてはいかないということになります.

  1. 人間は賢くなれない.せいぜい他の人が賢くない時に自分はどうやって防衛するか,ということになる.人が浮かれている間に,本を読み,英語を使えるようにしておく.プログラムも作れるようになっておく,それが自分の実力を高めることでもあり,防衛にもつながります.
  2. 中国が工業化した世界で生き残る企業は,米アップルのように「国内で生産しない」かつ「工場を持っていない」ような新しい製造業です(ノスタリジー的なモノ作りとは違うのです).日本の製造業も変身を図るべきです.生産設備を海外に移すのが遅れた企業がこの円安で利益を得ていますが,円安はそういう意味でも日本の産業構造の転換を遅らせています.
  3. 円高をよしとする政治勢力が存在しないということです.労働者の立場を代弁する政治勢力がありません.円安というのは労働力や賃金を安くするという意味で労働者の敵になります.円高だと洋書も私の好物のオレンジ,グレープフルーツも買いやすくなります.また海外出張もしやすくなります.
  4. 金融市場で非常に不自然な状況を起こして進んでいる円安バブルは長期的に安定均衡ではいられない.ずっとはもたないことは明らか.振り返ると昔はドルが200円以上しました,経済が成長して比較的ゆっくりと100円程度それ以下になりました.円安バブルがはじけると瞬く間にまた戻るのではないでしょうか.