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忠犬でなく中堅になろうぜ

ラグビー日本代表が帰国した.その際のエディーHCの言葉を整理してみよう.

  • 「新しいラグビーの歴史を作りました」
  • 「規律を守らせ、従順にさせる練習をしている」
  • 「次のチャプターが何より重要.次のチャプターでは才能があり,能力のある選手を発掘しないといけない.そしてここにいるメンバーがこのまま向上していくことが大事」
  • 「日本では高校,大学,トップリーグでも高いレベルでパフォーマンスする指導ができていない.規律を守らせるため,従順にさせるためだけに練習をしている.それでは勝てない」

とても厳しいことを言っている.

これらを解釈すると従順,真面目,やらされる(言われるから),集団主義,不合理な精神論が目に浮かぶ.要するに忠犬(忠義の犬)の養成をしているのである.その結果,上からの意見に素直に従順に従う忠犬が出世していくから「今しか考えない日本人」 ,「見事な部分職人としての日本人」 ,「小技でパワーに対抗してしまう」が生まれてくるのだと思う.大手のメーカーやマンションデベロッパーの問題もここにあるのだろう.困ったものである.

上からの意見,これも良ーく考えてあれば別だけど,国や自治体が言うからというのが多い.理念や哲学もなく,指示に従う.指示に従うことが目的なるから,指示に従うことを繰り返せば繰り返すほど,理念や哲学から乖離していく.飼い主(別名裸の王様)は忠犬を好む.忠犬は次の飼い主になりたいからますます忠犬になる.ますますその場限りの小技職人,部分職人が増えていく.

もう少し個人の判断力,表現力,主体的にやるという部分を鍛えないとダメなんだと思う.また真面目の反対を不真面目と考えるのではなく,遊びとかエンジョイと考えてしまうことがあるのだと思う.経済成長が高い時代はそれで良かったかもしれないけど,そんなに成長しないし,他の国も頑張っている.もっと冷静に世界で起きていることを見ていないとひどい目に遭う.エディが言っていたことはそんなことなんだと思う.

 ここで大切なのは言語技術(Language arts)である.個々の「言葉の力」である.考えるためには「言葉の力」が基礎となる.言語技術を主体的に磨こう.

 

 

headlines.yahoo.co.jp