母語でストリート論理を

AI,自動翻訳システム の進歩が著しい.道具の進歩である.AIにしても,自動翻訳システムにしても使うのは人間である.ドラえもんのセリフに「道具を使うのは,結局人間だからね」というのがある.これはとても深いセリフである.
 
例えば,上手に日本語ー英語自動翻訳システムを使いたければ,
  •  母語の力:①ストーリー,論理をつくれること,②母語で言いたいことを,翻訳しやすい母語に変換することができること
  • 英語の力:③あきらかに間違った翻訳に気が付くだけの基礎的な英語力
が重要になる(一歩譲ってような気がする).特に①と②は重要であろう.③はAI,自動翻訳システムはどんどん賢くなるので,③の重要度は相対的には下がってくるであろう.
 
このシステムを使うことで,表現したいことをひとたび英語にすれば,後は流暢に発音してくれはずである.発音についてはかなりのレベルまで届いているし.通じなければ文章を相手に見せればよいだけの話である.
 
さて,卆修論の提出の時期である.じっくり母語による文章力,ストリー力,論理力を鍛えるチャンスである.22年間あるいは24年間していなかったことに取り組んでいるのである.ここで適当にイヤイヤ取り組む人もいれば,真摯に取り組む人がいる.どちらが道具を使いこなせるようになるのか.明白のような気がする.たかが卆修論されど卆修論である.最後の鍛えるチャンスである.