青春と横棒

高校の国語の教科書をパラパラとめくっていると,

青春という字を書いて横線の多いことのみなぜか気になる

という 俵万智「サラダ記念日」)さんの作品に気がついた.

青という字には「三」がある.三という字の各線の長さを比較すると,一番上が中ぐらい,真ん中が短く,一番下は長い.これは若者があることに中ぐらいで挑戦して,やっぱり反省して挑戦をやめる.でもまた挑戦すると解釈できるのかなと感じる.青という字の「三」の中央には縦棒がある.これは右にも左にも自由に挑戦しなさいという意味であろうか.

青という字には「月」もある.月という字には縦棒が二本ある.この縦棒は何かの制限だろうか.だんだんと年を取ると何かに制限されるということを示唆しているのだろうか.

春という字の部首は日である.部首を除いた部分は「三」と「人」がある.人は縦棒ではなく,なんとなく斜めである.縦棒を斜めにしても良いんだよという感じがする.

青春という字の横棒の多さは,自由に挑戦するという特権を意味しているような気がしてきた.