IoTの翻訳について 【ものづくり】とIoTと

Innovationは技術革新と訳されました.技術革新と訳さずに革新と翻訳していれば,もう少し違った日本になったような気がします.とりわけソフトウェア産業が伸びたように思えてなりません.さて,IoTとはInternet of Thingsにおいても,Innovationとおなじような予感がしています.IoTは,「もののインターネット」と翻訳されています.Thingsをものと翻訳したっちゃのです.

ものと書いてあると,この日本,とりわけ製造業が多いエリアでは【ものづくり】というワードは狭義になり,製造業だけのキーワードになっていきます.

ですが,桑田佳祐は「音楽,雑誌編集」で,福山雅治は「音楽,ドラマ」で,木村拓哉は「ドラマ,映画」で,L'Arc〜en〜Ciel (ラルク アン シエル)のhyde (ハイド)は「音楽」で【ものづくり】というワードを使います.つまり,新しいものを創造することを,広義に【ものづくり】と使っています.

さらにThingsとは単数でなく複数の物/ものです.そしてまた旅行ガイドのこの街でするべき Things to do の Things でもあります.そいうえば映画アルマゲドンエアロスミスが歌っていた挿入歌“I Don't Want To Miss A Thing ”では,「私は(あなたのすること)何一つ見逃したくない」というメッセージが込められていました.そういえば源氏【物】語や伊勢【物】語という古典にも物という漢字があります.形ある物ではなく,新しい創造にたいしても物という漢字を使っています.

 IoTも,製造業だけを重視するエリアでは,前者(形ある物)だけ?後者(あらゆる創造物)も考えないとちょいと狭いような気がします.ThingやThingsをどう捉えるか,どう理解し適切な日本語にするか,これが日本の未来とも関係があるように思えてなりません.ThingやThingsをというワードを,広義に使えば,組織やエリアが分断/裁断されずに面白くなるのに.